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「うちの子、英語を話さない…」サイレントピリオドの話

OYAKO ABC編集部 4分

「英語をかけ流しているのに、うちの子、ちっとも話してくれない…」

そんな不安を感じているママは、決して少なくありません。続けても効果が出ているのか分からなくて、心が折れそうになる時もあるかもしれません。

第二言語を学ぶ子どもには、聞いているけれどまだ話さない時期が見られることがあります。

話さない時期も、子どもの中で英語が少しずつ育っている時間です。

その理由を、3つの視点からご紹介します。

理由1: 言語習得には「サイレントピリオド」がある

赤ちゃんがママの言葉を理解しているのに、なかなか「ママ」と言わない時期があります。これは、聞いた言葉を頭の中で何ヶ月もかけて整理している時間。言語習得の世界では、これを「サイレントピリオド(沈黙期)」と呼びます。

第二言語の学習でも、同じことが起こります。英語を聞いてから口に出すまで、時間がかかる子もいます。

つまり、聞いている時間は、頭の中で英語を貯めている時間。話せていないように見えても、少しずつ積み重なっている可能性があります。

理由2: 「話さない」と「分からない」は違う

「話さない」と「分かっていない」は、実はまったく別のことです。子どもをよく観察してみると、理解しているサインがたくさん見つかります。

「Are you hungry?」と聞いたら冷蔵庫の方を見る。英語の絵本のお気に入りページで先にページをめくる。英語の歌のサビだけ口ずさむ。これらは、聞いた英語が子どもの中に届いているサインかもしれません。

理解は、いつも発話よりも先に育っていきます。 話す力がまだ追いついていないだけで、頭の中では英語がしっかり動いています。

理由3: 焦って引き出そうとすると逆効果

成果が見たくて、つい「英語で言ってみて!」「これ英語で何?」と聞きたくなる気持ち、よく分かります。でも、このプレッシャーは、子どもの「話したい気持ち」をいちばん遠ざけてしまうものでもあります。

赤ちゃんに「ママって言ってごらん」と何度も言っても、言える日は早まりません。第二言語も同じです。引き出そうとするほど、子どもは口を閉じてしまいます。

大切なのは、引き出すことではなく、流し続けること。「言わせる」より「安心して聞ける時間を重ねる」ことを大切にしましょう。

こんなサインが見えたら、もう学んでいる

「ちゃんと届いている」と気づける、観察ポイントがあります。

  • 「Wash your hands.」と言うと洗面所に向かう
  • 英語の絵本のお気に入りページが決まっている
  • 英語の歌が流れると、リズムに合わせて体を動かす
  • 「Where’s the dog?」と聞くと、絵本の犬を指さす

こうした小さなサインに気づいたら、ぜひ声に出して伝えてあげてください。

“You’re listening so well!” (よく聞いてるね!)

「ちゃんと届いているよ」というメッセージは、子どもの安心感を育て、いつか自然と口を開く土台になります。

まとめ

うちの子が英語を話さなくても、大丈夫。

「話さない時期」は、止まっている時間ではなく、子どもの中で英語が育っている時間です。焦らず、信じて、聞かせ続けましょう。

OYAKO ABCは、毎日の生活に英語をそっと混ぜたい親子の味方です。お風呂で、朝の支度で、ねんねの前に。子どもの中で英語が育つ「聞く時間」を、今日から少しずつ重ねてみませんか?

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