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「日本語と英語、混ぜたら混乱しない?」おうち英語の言語切り替えの話

OYAKO ABC編集部 4分

「日本語と英語を混ぜたら、子どもが混乱しちゃうかな…?」

そんな不安を抱えているママ、決して少なくありません。おじいちゃん・おばあちゃんから「英語なんてまだ早いんじゃ?」と言われて、ふと迷ってしまうこともありますよね。

バイリンガル環境では、2つの言葉が混ざって出てくる時期が見られることがあります。

2つの言語を「混ぜながら使う」のは、子どもにとってむしろ自然なこと。

その理由を、3つの視点からお伝えします。

理由1: 子どもは場面に合わせて言葉を少しずつ切り替えていく

子どもの脳は、大人が想像しているよりもずっと柔軟です。ママには日本語、パパには英語、おばあちゃんには方言と、相手や場面に合わせて言葉を使い分ける力(コードスイッチング)を、ごく自然に身につけていきます。

これは、実は私たち大人も無意識にやっていること。職場では敬語、家ではタメ口、友達には関西弁——これと同じことを、子どもは2つの言語でやっているのです。

混ざっているように見える瞬間も、子どもの中では「使い分けの準備が進んでいる」状態。慌てすぎなくて大丈夫です。

理由2: 混ざる時期が見られることもある

2〜3歳ごろの子どもが、「I want みかん」「Big おうち!」のように、2つの言語を1つの文に混ぜることがあります。これは “コードミキシング” と呼ばれ、バイリンガル環境で育つ子どもにごく普通に見られる発達のステップです。

混乱しているのではなく、「今ある言葉をフル活用して伝えたい」という子どもの工夫。日本語と英語、それぞれの語彙が増えていくと、少しずつ言い方が整理されていくことがあります。

「うちの子、ヘンな話し方になっちゃった!」と慌てなくて大丈夫です。

理由3: 「英語の時間」を区切るより、混ぜる方が続く

おうち英語のやり方には、「ママは英語、パパは日本語」のように言語を厳密に分ける方法もあります。研究上は効果のあるアプローチですが、毎日続けるには、なかなかハードな約束ごとです。

それよりも、いつもの会話に英語をひとことだけ混ぜる方が、ふつうの家庭ではずっと続けやすい。「歯磨きしたかな?」のあとに「Did you brush your teeth?」と添える、それだけで十分なんです。

完璧なバイリンガル環境より、続けられる小さな英語習慣の方が、長い目で見ると子どもに残ります。

こんなときどうする?

子どもが「I want みかん!」と言ってきたとき。「正しい英語で言いなおして!」と直したくなる瞬間です。

でも、ここで頭に浮かべてほしいのが、こんな返し方。

“Oh, you want an orange? Here you go!” (みかんが欲しいの?はい、どうぞ!)

子どもの言葉を否定せずに、自然に英語の言い方を見せる返事。そうした返し方を重ねるうちに、子どもは「あ、orangeって言うんだ」と気づいていきます。

「うちの子、かけ流ししているのに話さない…」と感じている方は、サイレントピリオドの話もあわせてどうぞ。話さない時期も、子どもは内側で2つの言語を整理しています。

まとめ

「混ぜたら混乱する?」という心配は、子どもを思うママの優しさから生まれるもの。でも、子どもの脳は、私たちが思うよりずっと柔軟に2つの言語と付き合っていきます。

完璧な区切りより、毎日の生活に英語のひとことを足していくこと。それだけで、子どもの中で2つの言葉が並んで育っていきます。

「私の英語、合ってるかな…?」と気になる方は、ママが英語を間違えても大丈夫な理由もぜひ。

OYAKO ABCのアプリは、そんな「混ぜながら、続けられる」おうち英語を応援しています。今日のひとことから、親子の英語タイムを、無理なく始めてみませんか?

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